ゲームを通して伝えたいこと

2013年03月28日 23:26

こんばんは、ウミノサチです。

今気づいたんですけど、このブログっていっぱい書いてもぼんぼん改行されないのはいいんですが、

カレンダーっぽく表みたいに管理されないんですね?

昔の記事を探すのに手間がかかりそうです。

 

それはさておき、またまた制作近況です。

刺激的に必殺技を作りつつバリバリとワード文書に設定とかストーリーを打ち込んでますが、

ざっとストーリーとかセリフ案を見直してみて気づきました。

「あかん、政治色が混じっている(真顔)」と。

当初は何も考えずにやりたい展開だけぶち込んだ支離滅裂なストーリーを組み立てていたんですが、

やっぱりそれでは後が続かなかろう!というわけでストーリーをちゃんと作ろうと決めたわけです。

頭で浮かんだよさげな内容はスマホに打って、後でパソコンにまとめたり・・・。

ふと耳に入ってきた中二病的単語(かっこいい英単語とか)もすかさずメモしてます。

他人に見られたら顔から火が出るような仕上がりのメモ帳になって来てますね(笑)。

で、それらの情報をもとに何となくストーリー作ってくかという事になったんですが・・・。

メディアに影響されやすいのでしょうか、社会における人間の生き方とは?が主流なテーマに。

「人間は弱点だらけ。しかし強い部分も持っている。
 強い部分で他人を助け、弱い部分は他人に助けてもらう・・・・これぞ理想の人間社会だ!」

という世界の中で、

「なぜ役立たずを助ける必要がある! 
正直者がバカを見る社会などごめんだ、弱肉強食の世界こそ至高だー!」

みたいな考えを持つ悪者に対し、主人公らが色々と訴えていく・・・そんな感じです。

単刀直入にいきましょう、現代で言う生活保護問題に似たような雰囲気を持っています。

主人公が「人間皆弱いんだから、それぞれの強い部分を提供しあって生きていこうぜ」というのに対し、

物語における悪者サイドのどのような持論を持たせるか頭を抱えています。

そりゃ、あからさまな悪者に仕立て上げるのは簡単なんですが、それじゃつまんないんですよね。生意気ですんません。

悪者には悪者の正義がキチンとあるんですよね。

怪我した人間の傷口をぐりぐりしたがる外道なんてそうそういませんから。

脳みその隅から隅まで「気に入らない奴は殺してやるー」じゃ、あまりに脳みそきんに君すぎて面白くない気がして。

人間らしさを持たせつつ、人によっては是ともとれる間違った持論を持たせることで、主人公を苦悩させたいです。

主人公「わからない・・・どうすればいいんだ・・・」みたいな展開があると、プレイヤーも色々考えてくれそうですからね。

 

悪者サイドの持論としては

「人間は共に生きるべきではなかった!

 群れを成し、どんな弱者をも皆で救済してきたことで、生きる価値のない屑が世界中に蔓延した!

 弱肉強食の世界において、弱者が強者に守られてのうのうと生き延びることは異常なこと!

 死ぬべき人間が死なぬことで食料問題が起き、生きるべき者までもが苦しめられる始末!」

みたいな感じです。

ちなみにラストクロニクルの世界各国では食料や土地の奪い合いなど、人口増加による問題が多発してます。

で、主人公らが「そりゃちょっと違うんじゃないのかい!?」とつっこむべきところが、

「人には他の動物にはない高度な脳と、そして”心”がある!

 感情こそが、自然界にあってはならぬもの!情けをかけて弱者を救う事こそが間違い!

 人間から心を除去し、原始的な世界を取り戻そうぞ!」

という感じ。人間の心の所在に異を唱えるという不思議ちゃんです。

これに関しては色々つっこみどころもありますね。主人公らにバシバシと反論させるとします。

 

結局のところ、まぁそんな感じで全然ファンタジーじゃないストーリーに近づいてきてしまいました。

勇者が魔王を倒しに行く展開よかマシとは思いますが、理解しやすく、そして政治色の薄いものに仕上げたいです。

 

あと今回の記事、見て頂ければわかる通り少々俺的考えが含まれています。

不快に思われたなら申し訳ございません。

何かコメントがあれば、喜んでお受けします。